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ファーン諸島のアザラシ(2011年9/20)その2

アザラシ見学の船の上からは、
ブレるわボケるわ…自分のカメラではろくな写真がなかったので
一緒に行った夫に画像をもらってきましたよ!
これでどんな所か、雰囲気がわかって頂けるかと

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IMG_3935.jpg Photo by Shohee Murakawa


※画像はクリックで拡大します
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ファーン諸島のアザラシ(2011年9/20)その1

スコットランドでは時々、海辺で野生のアザラシを見かけますが、
英国で見られる野生のアザラシは2種類だけです。
Harbour seal (またはCommon seal) =ゼニガタの亜種と、
Atlantic grey seal =ハイイロアザラシです。

ハイイロアザラシは日本近海にはいない種類で、
八景島やうみたまごなど数カ所の水族館で飼育されています。
特徴は、見ればすぐわかる "Roman nose"

P9202870.jpg ローマ鼻やで。

ガタイもでかいし鼻面が長くて、いまひとつ愛嬌がないんやけど…
赤ちゃんは、顔は長いものの毛が真っ白で可愛らしいよ!

鳥羽水族館では今年2月に2頭の赤ちゃんが生まれました。
(名前は「カカオ」くんと「マロン」ちゃん
出産シーズンは北大西洋の西側(アメリカ、カナダ)では1〜2月、
北大西洋の東側では9〜11月になります。
先月末より英国各地からは、続々と赤ちゃん誕生のニュースが届いています。

ブリテン島周辺にはハイイロアザラシの大きなコロニーが何カ所かあり、
ファーン諸島(Farne Islands)も有名な場所のひとつ。
1年前の渡英時に、ここのアザラシを見に行きました。

ファーン諸島はイングランドの北東のはずれ Northumberland にあります。
スコットランドとの国境までは40kmぐらい。
ロンドンから6〜7時間走って、その日は近くの Bamburgh の町で一泊。
歴史的名所のバンバラ城やHoly Island(Lindisfarne)もあるけどスルー。
だって、俺の狙いはアザラシ限定

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アザラシクルーズ船の出る Seahouses Harbour はこじんまりした港。

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ブッキングオフィス(というかチケットブース)がずらっと並んでいます。

夏は野鳥(ニシツノメドリ、ウミガラス、ヒメウなど)の島巡りや
Holy Island に上陸したりする長時間コースもあるらしいけど、
9月下旬のこの時期にやっていたのは、上陸なしのアザラシ見学コースだけ。
日に3〜4便出ていて、1時間半で大人ひとり11ポンド。
オフシーズンですが、観光客はわりといました。

P9202702.jpg P9202720.jpg デッキは満員。

波の間に浮かぶ大小の小島とゴツゴツの岩礁の間を縫って進みます。
なかなかワイルドな環境のようです(北海やもんなぁ…)。
船が揺れるので、手ブレでなかなか写真が撮れませーん

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いっぱいいるアザラシたち。めっちゃ保護色ですね〜。

さすがにハイイロだけあって、近くで見るとでっかい!
そしてここのハイイロたちで私が驚いたのは、
怪我をした 流血アザラシ が多い事でした!
小さな子どもも、けっこう傷だらけなのでビビるよ

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小さいのは、前年の秋生まれの1年子かな?
ここでは毎年およそ1500頭もの赤ちゃんが誕生しますが、
その多くが生まれて3週間以内に命を落としてしまうそうです。
この子たちはこの1年たくましく生き延びできたんですね。

P9202732.jpg P9202734.jpg 馬面です。

こういう船に乗る機会ってほとんどないのですが、
海風で冷えるし揺れるから、意外と疲れるんやなぁ〜、と。
ゆっくり休憩してから、午後にもう1回乗りました。
ところがお天気が悪くなって波が出たので、さらに写真がブレブレに〜
ちゃんと撮れたの、ほとんどなかったです…

P9202925.jpg P9202799.jpg どうやって登るの。

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P9202863.jpg 実に野性味あふれるハイイロたちでした。

ファーン諸島のアザラシについては
こちらの BBC Nature News の記事が詳しいです(動画もアリ)
Why spend 60 years studying seals?

ナショナルトラストのレンジャーによるファーン諸島最新情報
Farne Islands Blog
10/1時点で今年の赤ちゃんは6頭が確認されています


※画像はクリックで拡大します

スコットランド、動物保護施設のアザラシたち

アザラシの名前で思い出したけど!
昨年、Scottish SPCA(スコットランド動物虐待防止協会)にいた、
保護中のアザラシたちの名前について。

さぁSPCA、何の略かわかります?
Society for the Prevention of Cruelty to Animals」です!
いや〜これ、私は何回聞いても忘れるわ
だってforとofとtoが全部入ってるんやもん!(英語力がバレちゃうぜw)

ようはアニマルポリス、動物のおまわりさんです。
イングランドにはRSPCA(R=Royal=王立)というのがあって
国も違えば組織の権限も違う、って感じなんですが
"S"SPCAとアタマにSがつくと、Scottish=scotsflag.gifスコットランドのSPCA。

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SSPCAの野生動物救助センターの一角にあるシールペンです。
古い石造りの倉庫のような、大きな建物。
他の動物たちは別の建物(もっと近代的な)にいるので、ここはアザラシONLYです。
でも石の分厚い壁にスレート屋根の建物なので
空気がひんやり保たれて、ちょうどいいのかもしれない!

通路をはさんで両側に、床が完全にフラットなブースと
浅いプールのあるブースが、向かい合って並んでいます(いずれも同じタイル貼り)。
他に、建物の外にはアザラシ用のプールが2つありました。

保護された子は(衰弱の度合いにより)
フラット個室→向かいのプール付き個室→外のプール、と
回復するごとに段階を追って、施設内をお引っ越し。
順調にいけば、最終的にはめでたく海にリリースされてご卒業〜!パチパチ。

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この子の名前は「アネモネちゃん」。森茉莉風にいうとアネモーヌでございますよ
ここは内陸なので、プールの水は水道水なんですよ。
イングランドはほとんどの地域で硬水、スコットランドは軟水ですけど
アザラシが 硬水より軟水を好むかどうか は…知りません!
えっ海水が一番いい? うう、そんなご無体な〜!

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丘部分にはグリーンのシートが敷いてあります。

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この子はまだガリガリ。
弱っていて動きは鈍いけど、好奇心はあるようで、じっと見ている。

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アザラシたちの名前と性別が扉に書かれています。
ブラシ類やバケツ、洗剤などの掃除道具は各ブースごとに、
ゴム手袋は各アザラシごとに、専用のものを使用。

この時いた子たちの名前は、
「STAR FISH」「SHORE」「ROCK POOL」そして「ANEMONE」。
テーマを決めて名付けるそうで、海シリーズの次は花シリーズ。
アネモーヌ嬢はこの中では新しく入所してきた子なんですね。
何年も前に初めて来た時は「BON JOVI」っていうお茶目な子がいたんだけど…
あの年はロックバンドシリーズだったんかな?
ならキッスとかメタリカとかもおったかも

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で、その名前の話なんですが。

テレビのドキュメンタリー番組で見たのですが
日本のアザラシ保護施設であるオホーツクとっかりセンターでは、
リリースする予定のアザラシについては
名前を付けずに番号(「231番」とか「147番」みたいな感じ)で区別して
人間に慣れすぎないよう注意が払われます。

その点を疑問に思って
「日本では番号だけだよ、名前をつけてそれで呼んでもいいの?」と聞いたら
アザラシに名前で呼びかける事はもちろんしないし
名前はあくまで記録や伝達用で、数字の番号とまったく同じようなものだそうです。
…なら、数字でええやんけ!
とならないところが、散文的なものが嫌いな国民性ゆえなのか?
多分その後「ヒマワリちゃん」や「パンジーちゃん」が保護された事でしょう

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アイラ島のアザラシたち。

SSPCA職員の”あざらし大好き”お姉さんによると
2011年9月末現在では、温暖化など気候変動によるアザラシへの顕著な影響は
スコットランドではとくに見られないそうです。
でもなんと年々、アザラシの出産の時期が、早まってきているんですって
ええ〜っ!です。なぜなのか、まだ原因はわかっていないそうですが。

なおイギリスにいるのはハイイロとゼニガタの2種なので
北海道のゴマフアザラシのように、流氷の減少による影響はありません。

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外のプールのうち1つにはこの子だけが。アザラシ用のはしごがあるとは。

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こちらの3頭はリリースも間近。
これはちょうど毎日の掃除時間で、プールの水を抜いたところ。

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シールペンにいた子たちと違い、よく太って元気いっぱいにじゃれていました。
後肢ひれにはもうタグが付けられています。

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調餌室。ここでの餌の魚はやっぱりmackerel。
流動食用のミキサーと注射器、薬、噛みつき防止用の指ぬきなんかも揃っています。

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倉庫にはリリース用のケージ(2頭同時に運べる)が置いてあります。
実際に使っているところ→ Miracle seal pup released back into wild

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実はこの施設、2012年にお引っ越しを控えているとの事で
私がここを訪れるのは2回目にして最後になりました。
移転&拡張する新しいセンターでは、救助活動が24時間体制になり、
保護できるアザラシの数も、今の倍以上になるそうです(もうオープンしてるかも?)。
次回の渡英では、新しいアザラシfacility を絶対見に行くつもり!
ううう、楽しみやぁ〜 問題は、お金と英語力だけね
…ってそれ、とてつもなく大問題やろ!

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アザラシ救助ごっこで遊ぼう!

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犬の生活 その2

昨年のスコットランドでは、犬の散歩が楽しくてハマってしまい
9月下旬のとある日曜日、居候犬トビーを連れて海に出かけました。

でも本来の目的は…はい!アザラシで〜す
Scottish SPCAのInspectorをしている友人Bに
近郊の野生アザラシスポットを何カ所か教えてもらいました。

その中で一番散歩にも良さげな海岸に、
2人と1匹で午後のドライブ(夫は例によってうさぎ谷に出張中だった)。

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トビーはなぜかドライブ用のケージが大好き
荷台に乗せたケージに自分からいそいそと乗り込み、
走り出すとすぐにスースー寝息が聞こえて、目的地に着くまでぐっすり。

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DundeeとSt.Andrewsの間に位置する
Tentsmuir Point National Nature Reserveに着きました。
ゲートから森の中を進むと、砂丘の手前にカーパークがあります。
車で来ている人は、ほぼ全員が犬連れの様子。

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さっきまで爆睡していたアホ犬の顔にも、心なしか期待の表情が!?

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海〜

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さんざん遊んで、うれしいトビー。
人にも犬にも、浜辺の散歩はいい気分転換ですね〜。
でもどこにもアザラシ、おらへんぞ。
というより、こんなに人間や犬が歩き回っている所に、おるはずない。
Bの奴…あのおっさん、またテキトーな事ゆうてんちゃうんかっ

と思っていたら、
少し先に走っていったトビーが何か見つけたもよう。

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えっ…

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えええっ…

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ぎょぇええええーーー
アザラシの水死体やぁああああーーー


実はこの日から2週間ぐらい前に
メキシコ湾から大西洋を越えてやって来たハリケーン、
カティア(Katia) の「しっぽ」がブリテン島にひっかかったのです。
イングランド北部からスコットランド、ウェールズ、北アイルランドは
ハリケーンの暴風雨で大荒れ、各地で停電や洪水などの被害が。
(私はロンドンやノーフォークにいたので知らなかった)

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おそらくこのメスアザラシは、ハリケーンの時に死んで、打ち上げられたんでしょう。
乾燥していて、ハムの表面みたいな感じ。
1mぐらいの近さでも、不思議と匂いは全然しないんですよ。

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小動物の死体は道路でいっぱい、鹿や羊の死体もスコットランドで見てきたが
ついにアザラシの死体まで…
北海道などでアザラシが多い海岸の近くに住んでいると
当然死体もよく見かけるそうですが、関西人の私はもちろん初めてです。

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しかし、犬や子どもたちがたくさんやって来る海岸に、
こんな巨大な死体が2週間も放置されているってすごい。
寄生虫とか、ないんだろうか。
日本だったら、すぐに誰かが保健所に「片付けて!」って通報しそう。
自然保護区だけに、死んだ野生動物も自然に還るまで放っておくとか?

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この保護区内には2千頭以上のアザラシが生息しているそうです。
後で地図を見てわかったのだが、アザラシのいる場所は
散歩した所から、もっとずっと先に行った海岸だったらしい。
まぁ死体だけどアザラシは見られたので…いいんですけど…
アホ犬は満足したみたいやしな!

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今日は疲れました…

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あざらしと音楽、アイラ島

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サザーランドであざらしと暮らす

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あざらしの映画といえば!

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Mayuki.M

Author:Mayuki.M
好きなもの:アザラシとスコットランドとBUCK-TICKとCocco/仕事:編集デザイン関係/アラフォーだけどひそかに学生/ウイスキーのふるさと山崎在住/生まれ変わったら:アザラシになってアイリッシュ海に帰ります!

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