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スコットランド、動物保護施設のアザラシたち

アザラシの名前で思い出したけど!
昨年、Scottish SPCA(スコットランド動物虐待防止協会)にいた、
保護中のアザラシたちの名前について。

さぁSPCA、何の略かわかります?
Society for the Prevention of Cruelty to Animals」です!
いや〜これ、私は何回聞いても忘れるわ
だってforとofとtoが全部入ってるんやもん!(英語力がバレちゃうぜw)

ようはアニマルポリス、動物のおまわりさんです。
イングランドにはRSPCA(R=Royal=王立)というのがあって
国も違えば組織の権限も違う、って感じなんですが
"S"SPCAとアタマにSがつくと、Scottish=scotsflag.gifスコットランドのSPCA。

P9303709.jpg

SSPCAの野生動物救助センターの一角にあるシールペンです。
古い石造りの倉庫のような、大きな建物。
他の動物たちは別の建物(もっと近代的な)にいるので、ここはアザラシONLYです。
でも石の分厚い壁にスレート屋根の建物なので
空気がひんやり保たれて、ちょうどいいのかもしれない!

通路をはさんで両側に、床が完全にフラットなブースと
浅いプールのあるブースが、向かい合って並んでいます(いずれも同じタイル貼り)。
他に、建物の外にはアザラシ用のプールが2つありました。

保護された子は(衰弱の度合いにより)
フラット個室→向かいのプール付き個室→外のプール、と
回復するごとに段階を追って、施設内をお引っ越し。
順調にいけば、最終的にはめでたく海にリリースされてご卒業〜!パチパチ。

P9303716.jpg P9303733.jpg

この子の名前は「アネモネちゃん」。森茉莉風にいうとアネモーヌでございますよ
ここは内陸なので、プールの水は水道水なんですよ。
イングランドはほとんどの地域で硬水、スコットランドは軟水ですけど
アザラシが 硬水より軟水を好むかどうか は…知りません!
えっ海水が一番いい? うう、そんなご無体な〜!

P9303737.jpg P9303721.jpg

丘部分にはグリーンのシートが敷いてあります。

P9303725.jpg

この子はまだガリガリ。
弱っていて動きは鈍いけど、好奇心はあるようで、じっと見ている。

P9303742.jpg P9303752.jpg

アザラシたちの名前と性別が扉に書かれています。
ブラシ類やバケツ、洗剤などの掃除道具は各ブースごとに、
ゴム手袋は各アザラシごとに、専用のものを使用。

この時いた子たちの名前は、
「STAR FISH」「SHORE」「ROCK POOL」そして「ANEMONE」。
テーマを決めて名付けるそうで、海シリーズの次は花シリーズ。
アネモーヌ嬢はこの中では新しく入所してきた子なんですね。
何年も前に初めて来た時は「BON JOVI」っていうお茶目な子がいたんだけど…
あの年はロックバンドシリーズだったんかな?
ならキッスとかメタリカとかもおったかも

P9303731.jpg

で、その名前の話なんですが。

テレビのドキュメンタリー番組で見たのですが
日本のアザラシ保護施設であるオホーツクとっかりセンターでは、
リリースする予定のアザラシについては
名前を付けずに番号(「231番」とか「147番」みたいな感じ)で区別して
人間に慣れすぎないよう注意が払われます。

その点を疑問に思って
「日本では番号だけだよ、名前をつけてそれで呼んでもいいの?」と聞いたら
アザラシに名前で呼びかける事はもちろんしないし
名前はあくまで記録や伝達用で、数字の番号とまったく同じようなものだそうです。
…なら、数字でええやんけ!
とならないところが、散文的なものが嫌いな国民性ゆえなのか?
多分その後「ヒマワリちゃん」や「パンジーちゃん」が保護された事でしょう

P9273346.jpg

アイラ島のアザラシたち。

SSPCA職員の”あざらし大好き”お姉さんによると
2011年9月末現在では、温暖化など気候変動によるアザラシへの顕著な影響は
スコットランドではとくに見られないそうです。
でもなんと年々、アザラシの出産の時期が、早まってきているんですって
ええ〜っ!です。なぜなのか、まだ原因はわかっていないそうですが。

なおイギリスにいるのはハイイロとゼニガタの2種なので
北海道のゴマフアザラシのように、流氷の減少による影響はありません。

P9303757.jpg P9303760.jpg

外のプールのうち1つにはこの子だけが。アザラシ用のはしごがあるとは。

P9303763.jpg

こちらの3頭はリリースも間近。
これはちょうど毎日の掃除時間で、プールの水を抜いたところ。

P9303768.jpg P9303769.jpg

シールペンにいた子たちと違い、よく太って元気いっぱいにじゃれていました。
後肢ひれにはもうタグが付けられています。

P9303753.jpg P9303746.jpg

調餌室。ここでの餌の魚はやっぱりmackerel。
流動食用のミキサーと注射器、薬、噛みつき防止用の指ぬきなんかも揃っています。

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倉庫にはリリース用のケージ(2頭同時に運べる)が置いてあります。
実際に使っているところ→ Miracle seal pup released back into wild

P9303780.jpg

実はこの施設、2012年にお引っ越しを控えているとの事で
私がここを訪れるのは2回目にして最後になりました。
移転&拡張する新しいセンターでは、救助活動が24時間体制になり、
保護できるアザラシの数も、今の倍以上になるそうです(もうオープンしてるかも?)。
次回の渡英では、新しいアザラシfacility を絶対見に行くつもり!
ううう、楽しみやぁ〜 問題は、お金と英語力だけね
…ってそれ、とてつもなく大問題やろ!

※画像はクリックで拡大します
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Mayuki.M

Author:Mayuki.M
好きなもの:アザラシとスコットランドとBUCK-TICKとCocco/仕事:編集デザイン関係/アラフォーだけどひそかに学生/ウイスキーのふるさと山崎在住/生まれ変わったら:アザラシになってアイリッシュ海に帰ります!

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